PartySheepDAOからCo-Founderが離脱した。
PartySheepDAOのファウンダーはSam氏とMaton氏であり、彼らはJapanese Celebrity Punks、PixelHeroesのファウンダーでもある。最初のコレクションのリリースからCo-Founder離脱までの経緯を紹介する。
Japanese Celebrity Punksのリリースと撤退
ことの発端は2021年9月15日のJapanese Celebrity Punksまで遡る。

Japanese Celebrity PunksはCryptoPunksをベースに日本の著名人をドット絵で表現している。(明らかに実在の人物をベースにしている作品も存在するが、モデルとなった人物への肖像権についての許諾は確認できていない)
このコレクションはOpenseaの共用コントラクトであり、初めての作品が2021年9月15日にミントされている。リリース時点では10,000体の作成が予定されていた。


ちなみにこの直後、9月21日に彼らの著書「スマホだけでNFTアーティストになる方法: PCなし・知識なし・経験なしでもゼロからはじめる新常識 (サムとまとんのクリプト教室) Kindle版」が発売されている。

このコレクションについて、2021年9月29日にはイケハヤ氏とスペースにて対談も行っていた。

しかしそのスペースの翌日の9月30日にコレクション撤退を発表。

その後、10月14日にSam氏が、10月19日はMaton氏がそれぞれ勤務していた会社を退職し、NFTで起業することをツイッターで発表。


続く10月20日に彼らの2冊めのKindle、「誰でもできるNFTマーケティング: 新人NFTアーティストに贈る「売れる仕組み」を徹底解説! 初心者でもわかるNFT (サムとまとんのクリプト教室) Kindle版」が発売される。

これ以降、彼ら名義の著作は発売されていない。
その後、10月30日にSam氏がJapanese Celebrity Punks撤退の経緯をnoteにて公表。

※現在、このnoteは公開されていない。
PixelHeroes、PSCのリリース、そしてPixelHeroes事業の譲渡
その後、11月25日に彼らはジェネラティブNFTコレクション「PixelHeroes」を発表する。

このコレクションはPolygonチェーンであり、販売価格は10Matic、総供給量は1,000体。11月28日に完売する。

続いて12月3日に次コレクションである「PixelHeroesX」を発表。

しかし、こちらは供給量が前作の約5倍、5,555体であったことから販売は伸び悩む。
PixelHeroesX完売を待たずに2022年1月17日、彼らはEthereumでの新コレクション「PartySheepClub」を発売する。

この時点でのPSCは総発行数10,000体/0.08ETHのコレクションと発表されていた。

PSC発売開始の翌日20日、ホルダーとの話し合いに基づき、PixelHeroes事業を彼らからホルダー(ホルダーにより結成されたDAO)に無償譲渡されることが発表される。

その後、2月10日にPixelHeroesXは完売する。イケハヤ氏によるGiveawayやレア個体の高額二次流通などがきっかけとなった。
この時点で彼らの事業はPSCのみとなる。
ドバイへ移住、そしてドバイでの起業
その後、彼らはNFT事業のためにドバイでの起業と移住を公表。


その後、PSCについては5月28日にミントされた#1501を最後にミントが確認できない。つまり、10,000体の予定だったPSCは1,502体で終わっているということになる。
6月16日にMaton氏はCloneXを購入したことをツイート。購入の理由は「投資家とつながるため」とのこと。

PSCLからPSCPrivatePassリリースまで
1,502体で終わったPSCに続き、3DアバタープロジェクトであるPartySheepClubLand(以下PSCL)の情報が6月18日にリリースされた。

7月15日に公開された情報によると総供給量2,204体、プレセール価格0.03/パブリックセール価格0.04とのこと。

このコレクションは7月30日に完売する。

しかしその後はPSC、PSCLともに二次流通・フロアプライスが伸び悩む。
当初、0.08ETHで発売されたPSCは総流通量19ETH、2022年12月末時点のフロアプライスは0.014ETH。

0.04ETHで発売されたPSCLは総流通量49ETH、2022年12月末時点のフロアプライスは0.015ETH。

そして10月8日、PSCPrivatePassに関する情報が公開される。

※ちなみこの時点の画像にはDragonFishTokyo、CryptoNinjaPartnersの画像が含まれている。

DragonFishTokyoは公式サイトの「Collaboration results」にアイコンがあるがCryptoNinjaPartnersとの関係は不明である。

このコレクションはPartySheepClubのパスポートNFT位置づけであり総供給数は300枚、単価は0.1ETHと公式サイトに記載がある。

こちらのコレクションに関しては、10月29日に242枚目がミントされて以降はミントが確認できていない。

Maton氏が、「Co-Founderが去りました」とツイート
そして11月23日、Maton氏がCo-Founderが去った旨をツイートする。

彼の言う「Co-Founder」とはSam氏を指すものと思われるがSam氏のツイッターアカウントでは9月14日以降のツイートは確認できない。(RTなどのみ)
2023年1月、突然フロアプライス急騰
2023年1月9日にPSC、PSCL共にフロアプライスが急騰する。
PSCは1月9日午後に直前の0.03から急騰しフロアプライスが0.09ETHに到達する。その後、9日中に0.058に下落、本稿執筆時点12日には0.03ETHに下落している。(PSCの当初のミント価格は0.08)

次にPSCLのフロアプライスの推移がこちらの画像である。こちらは1月9日午後に0.03から0.19まで一気に急騰しその後すぐに0.068まで下落。12日時点では0.04ETHに下落している。(PSCLのパブリックセールミント価格は0.04)

そして1月13日、Maton氏が会社を精算したことをツイート。

1月17日にはPSC1周年祈念祝賀パーティが行われる予定である。
最後に
PixelHereosを「初の国産ジェネラティブNFT」と評する人も少なくない。たしかに2022年には多数の国産NFTコレクションがリリースされたが、2021年11月のPixelHereos、そして2022年1月のPSCは確実に国産NFTコレクションの「さきがけ」であったことは間違いないだろう。

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